中国語をまったく知らなく、これから勉強する方への学習方法のアドバイスを書いていきます。
今回は、中国語学習のモチベーションを保つ方法。
中年が中国語勉強?
ちなみに4年前、私は中国語の知識はというと、ニーハオがこんにちは、ザイジェンがまたね、くらいの知識でした。
おまけに当時既に40歳オーバー、語学学習は若ければ若いほどいいそうですが、どんなに努力しても若返ることは出来ません。
中年ならではの学習方法が必要だと感じました。
自分の成長を感じながら勉強する方法
中国語に限らず語学学習は、必要性(留学とか仕事等)が無いと続けるのは難しいと思います。
また、スポーツと違い体得したことを実感するのも難しいかと思います。
サッカーでいうところのリフティングの練習をして、その結果はリフティング回数の増加といったところでしょうか。
中国語だと日本の公式テスト『中国語検定』、中国の公式テスト『HSK(汉语水平考试)』と2つの公式試験があります。
公式試験のメリット
公式試験を利用するメリットは、以下のような項目です。
- 自分の今のレベルがどらくらいなのか分かる
- 次のレベルに行く為の単語量と必要学習時間が分かる
- 公式試験なので自慢出来る
- 上級になれば履歴書にも書ける
中国語検定試験は、準4級/4級/3級/2級/準1級/1級の6段階であり、HSKの方は1級~6級までの6段階です。
数字の上がり方は逆です。
公式試験の特徴
それぞれの特徴はというと、
中国語検定試験
- 準4~2級:リスニング+筆記
- 準1~1級+リスニング+筆記+スピーキング
- 合格基準:0点からの加点方式で70%以上の点数であれば合格
文法が中心になっています。
本当の意味でかっちりした基本を抑えてないと合格するのが難しい。
イメージ:正確な翻訳を求める
HSK(汉语水平考试)
- 1級~2級:リスニング(200点満点)
- 3級~6級:リスニング+筆記(300点満点)
- 合格基準:満点からの減点方式で60%以上の点数であれば合格
リスニングが中心になっています。
筆記作文は練習とテクニックで突破可能。
減点方式の為、運がいい人が合格する確立が高い。
イメージ:相手の考えを理解出来、自分の考えてることが伝わればOK
実際は点数に関してもう少し細かいルールがあるのですが、ざっくり上記のイメージで問題ありません。
テスト対策のテキストも数多くありますので、気軽に始めやすいと思います。
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中国語学習者におすすめの本と買って後悔した本 HSKと中国語検定対策編
中国語学習のおすすめ参考書、試験対策編
それぞれの試験の関係
日本のテストはきっちりしていて正確無比を要求している感じ。
中国のテストは、中国語で言ってる事が理解出来ればOKみたいな大陸的思考というか。
HSKの参考書でヒアリングを鍛えると、中国語検定のヒアリングは簡単に思います。
中国語検定の参考書で文法など勉強するとHSKの筆記は簡単です。
受け方としては、次はこのテスト合格を目標にしようと考えると、長続きするのではないでしょうか。
特に最初は自分には物足りないと思っても一番低いレベルから始めた方が苦にはならないし、達成感はあると思います。
管理人はこの前中国語検定2級が不合格で、HSKは1年前で5級の210点でした。
まだまだですけど、目標があるので継続して頑張ってますよ!
日本人が中国語を勉強するときのアドバンテージ
最後になりますが、欧米人と日本人が中国語を学習した場合、日本人は極端にアドバンテージがあります。
全て同じではないし、発音も違うのですが、100個?くらいの同形同意味の文字があります。
よく言われるのが、日本人は『中国語の看板は何となく意味が分かる』です。
実際、一緒にHSKを受けた欧米人が言ってました、日本人ズルイヨって。
それを考えると、日本人の中国語を学習する場合、敷居が低いと思います。