中国語の勉強をやろう!と決めてから今まで結構な教科書や参考書、試験問題集を購入してきました。
中には買っては見たものの一切使ってない物もあり、無駄遣いしたなぁという気持ちもあります。
現在結構喋れるようになってきたので、ここでそれらの本についてちょっと振り返ってみます。
どの本が初心者にとっておすすめか紹介します。
目次
試験用参考書
まず、中国語勉強のモチベーションを保つことも含めた試験勉強用の参考書です。
中国オフィシャル試験「HSK汉语水平考试」と日本オフィシャル試験「日本中国語検定」の2種類をそれぞれの受験級に合わせてこれまで購入してきました。
HSK(汉语水平考试) 試験対策用テキスト
まずは、HSK(汉语水平考试)の試験対策用のテキストです。
HSK2級
著者 | 宮岸雄介 |
発行 | 株式会社スプリックス |
書名 | 中国語検定HSK公認テキスト2級 |
ページ数 | 273ページ |
値段 | 2,580円 |
著者 | 孔子学園总部/国家汉办 |
編集 | 株式会社スプリックス |
書名 | 中国語検定HSK公式過去問集2級 |
ページ数 | 210ページ |
値段 | 2,580円 |
私の中国語勉強の始まりのきっかけになった本です。
テキストは同僚からの貰い物ですが、過去問集は自分で購入しました。
内容は基本的な、数字表現から始まり、動詞/副詞/疑問文、禁止/使役と進んでいきます。
1UNITが4ページ学習、その後ヒアリング問題や穴埋め問題等で復習していく構成となっており、一つ一つをきっちり身に着けていけます。
ピンインは全て赤文字で書かれており、赤シートが本に添付していますので、隠すことでピンインの記憶学習も出来ます。
赤シート(赤文字が消えるシート)はHSK公式テキスト全てに付属しています。
過去問集は、最近5年分の過去問を回答と解説と共に収録してますので、試験前にやれば時間配分のペースが分かります。
過去問集のページの半分は過去問、解説が残り半分という構成になっており解説内容が丁寧です。
音源はCDでなくインターネットのURLとダウンロードキーが本内にあります。
いきなり2級から初めていいの?と思う方もいると思いますが、1級はさすがに簡単過ぎるので大人は2級からでいいと思います。
HSK3級
著者 | 孔子学園总部/国家汉办 |
編集 | 株式会社スプリックス |
書名 | 中国語検定HSK公認テキスト3級 |
ページ数 | 395ページ |
値段 | 2,980円 |
著者 | 孔子学園总部/国家汉办 |
発行 | 株式会社スプリックス |
書名 | 中国語検定HSK公式過去問集3級 |
ページ数 | 273ページ |
値段 | 2,780円 |
3級のテキストと過去問題集です。
テキストは2級と比較すると分厚くなっていて、内容的にも濃くなっていますが基本構成は同じです。
HSK4級
著者 | 宮岸雄介 |
編集 | 株式会社スプリックス |
書名 | 中国語検定HSK公認テキスト4級 |
ページ数 | 407ページ |
値段 | 3,280円 |
著者 | 宮岸雄介 |
編集 | 株式会社スプリックス |
書名 | 中国語検定HSK公式過去問集4級 |
ページ数 | 334ページ |
値段 | 2,980円 |
4級のテキストと過去問題集です。テキストのボリュームが更に増えるのかと思いきや、3級とさほど変わらないです。
HSK5級
著者 | - |
編集 | 株式会社スプリックス |
書名 | 中国語検定HSK公認長文テキスト5級 |
ページ数 | 225ページ |
値段 | 3,380円 |
著者 | 宮岸雄介 |
編集 | 株式会社スプリックス |
書名 | 中国語検定HSK公式過去問集5級 |
ページ数 | 394ページ |
値段 | 3,280円 |
5級のテキストと過去問題集で学習内容ではなく、100問の長文と日本語訳があるだけです。CDが付属してあり、CDには長文が収録されてるので、長文を聞き取る訓練用と考えた方がいいのですが、もはや修行の域で相当気合を入れないと途中で挫折します。
過去問題集は、過去数年分がまとまっているので、試験直前の時間配分確認等で使えますが普段の学習向きではないです。
4級までと同じような実用的な内容を期待していましたが、5級のテキストは買って失敗したなと思いました、過去問は試験直前の練習用としては使えます。
日本中国語検定 試験対策用テキスト
続いて日本中国語検定試験対策用のテキストです。
中検4級
著者 | 戴暁旬 |
発行 | アスク出版 |
書名 | 合格奪取!中国語検定準4級トレーニングブック |
ページ数 | ?ページ |
値段 | 1,760円 |
中国語検定の一番下の級です。
HSKは1級→6級と難しくなっていきますが、中国語検定は準4級→1級と難しくなっていきます。
著者 | 戴暁旬 |
発行 | アスク出版 |
書名 | 合格奪取!中国語検定4級トレーニングブック |
ページ数 | 238ページ |
値段 | 1,600円 |
中国語検定4級のテキストです、中身はリスニング/単語/文法/長文読解と必須単語リストとなっています。
教科書!という印象です、残念ながら過去問は付いていませんが、過去問の問題を設問ごとに分解した単元となっていますので、やれば過去問の感覚は身に付くと思います。
中検3級
著者 | 長澤文子+蘆尤 |
発行 | アスク出版 |
書名 | 出るとこだけ!中国語検定3級合格一直線 |
ページ数 | 199ページ |
値段 | 2,400円 |
1日6ページずつ学習を進めていくと、順番に疑問詞/介詩/量詞から単語、文法と進んでいき最後に長文という構成です。
本体のページ数は少ないのですが、リスニングと長文問題+解説の別冊140ページ分があり、テストに沿っているのでこちらの方が勉強しやすい。
イラストや今日の一句等遊び心もあり、初心者が学習を続けやすい内容となっている。
中検2級
著者 | 戴暁旬 |
発行 | アスク出版 |
書名 | 中国語検定2級トレーニングブック |
ページ数 | 395ページ |
値段 | 2,000円 |
著者 | 戴暁旬 |
発行 | アスク出版 |
書名 | 中国語検定2級トレーニングブック リスニング問題編 |
ページ数 | 210ページ |
値段 | 2,000円 |
合格1直線の2級版が欲しかったのですが、無かったのでまたトレーニングブックを買いました。
2級のトレーニングブックはテキストとリスニング問題編に分かれています。
2級の実際のテストに沿ってるような沿ってないような、という印象です。
やはり4級同様テキスト感が強く、さらに2級というボリュームのせいか、ちょっと挫折するテキストです、願わくば他の種類が欲しい。
中国語検定のテキストは好みが分かれますが、初心者は「出るとこだけ!中国語検定3級合格一直線」のようなちょっとポップな感じのテキストの方が、学習を続けやすいと思います。
まとめ
振り返ってみると、合計13冊、金額にして33,600円(税別)を投資していたと分かりました。
大人になって、1つの分野のテキストをここまで買い込んだのは初めてです。
試験用のテキスト以外にも「暮らしの中国語単語10,000」等の単語集など購入してますのでそちらは別の記事でまとめます。
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中国語の単語の覚え方。習慣付け方法とおすすめ学習時間帯、そして力技。
40過ぎからの語学学習について
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初心者におすすめの中国語学習本。日常会話~ビジネス−編
中国語学習におすすめの参考書、日常会話とビジネス会話編