私、中国語のレベルを維持する為に一年に一度HSKを受験しております。
今回はいい参考書を見つけたので随分勉強が捗った気がします。
せっかくなのでその参考書を紹介します。
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中国語学習者におすすめの本と買って後悔した本 HSKと中国語検定対策編
中国語学習のおすすめ参考書、試験対策編
目次
ASK 新HSK1〜4級単語トレーニングブック
HSK5級を受けたことがある人は分かるんですけど、大きな違いは語彙が圧倒的に増えます。
単語力が無いと5級はヒアリング・リーディングどちらも厳しいと思って下さい。
1〜4級の頻出単語1200語がこの本一冊に纏められています。
身体の部位や食べ物といった意味別に分類されており、それぞれの単語が何級で出題される傾向にあるのかも一目でわかります。
音声はダウンロード形式となっており、各単元の終わりには簡単なテスト問題もあります。
割と薄くて持ち運びしやすいし、4級までの単語ならこれ一冊で十分で、私も長いこと使っていました。
まずはこの本をある程度やってから、次に紹介してるトレーニングブックセットをやることをおすすめします。
トレーニングブックセット
単語、リスニング、リーディングと作文がそれぞれ分かれているトレーニングブックセットを見つけました。
以下の様に分かれていて、私は3冊セットで愛用しました。
新HSK5級 単語トレーニングブック
新HSK5級トレーニングブック リスニング問題編
新HSK5級トレーニングブック 読解・作文問題編
それぞれ特徴を書きます。
先ほど紹介した4級以外の5級に特化した単語が収められています。
リスニングに飽きたら単語をやるとか、今週は文章問題だけやるとか使い方次第で気分転換も出来ると思います。
唯一の難点はそれぞれ一冊が3センチ以上ある分厚さなのであまり持ち運びには適していません。
電車などでちょっと読むというよりは、家で学習用として使うのに向いています。
新HSK5級 単語トレーニングブック
単語トレーニングブックは1〜4級を除く5級の単語1300語が、分野別にまとめられています。
5級になると単語力がないと得点を取るのが難しくなるため、単語のみのテキストがあるのは良かったと思います。
他の2冊にも単語が少しあるのですが、こちらは単語の使い方(例文)も載ってますので作文の練習にも使えます。
絶対に必要な1冊というわけではありませんが、作文は単語力が無いと詰まってしまいますので作文力を上げたい場合に購入すればよいかと思います。
新HSK5級トレーニングブック リスニング問題編
リスニングブックは1日30分✕25日で一通り学習できるようになっています。難易度は実際の試験よりやや難しめと思いました。
リスニング問題編の構成は以下の様になっています。
5級相当の単語音読トレーニング40語(24日で合計960語)
フレーズ音読トレーニング10フレーズ(24日で合計240フレーズ)
単語書取トレーニング(音読トレーニングの単語を聞きながら書取る)
リスニング問題実戦(実際の試験問題数の半分)
以上が1日のセットとなっていますので、無理なく毎日出来るようになっています。
勿論4級相当の単語をある程度マスターしているという条件の下です。
新HSK5級トレーニングブック 読解・作文問題編
読解・作文問題編は5部に別れていて、それぞれ以下のような構成となっています。
1部は単語とフレーズの学習で、1〜5級の単語リストと文章穴埋め選択問題です。
2部は文法学習と語順の並び替え問題。
3部は長文読解問題。
4部は作文問題。
5部はリスニング以外の過去問が1回分となってます。
作文は学習内容というのは無く、こういう答え方がポイントなのかということを答えから理解することになります。
実際試験を受けると分かりますが、読解は時間ギリギリか不足することが多いので3部で、速読の練習をするのが良い使い方だと思います。
まとめ
以上最近見つけたHSK5級受験勉強用の参考書でした。
良い参考書に出会えたことで、今回の結果はヒアリング86点、リーディング84点、作文82点の合計252点で今までで最高得点となりました。
次回はHSK6級に挑戦したいと思っていますが、まずは参考書探しから始めたいと思います。