40過ぎのおじさんが中国語のヒアリング力(听力)を鍛える為に実行したこと。
偉そうな事言ってますが、まだまだ私も勉強中ですよー。
実際にHSK4級までのヒアリングはこの記事に書いてあることだけで十分です。
言語学習 聞く話す読む書く
人間の言語学習の順番は、聞く→話す→読む→書く。
赤ちゃんが言葉を覚える順番です。
子供が通ったインターナショナルスクールの英語学習もこの順番でした。
我が子が通ってる(自慢ではなく、海外在住で他に選択肢が無かった)ので正しい言語学習の順番を眺めてました。
大人が話してるのを聞いて、自分で真似して覚える、本を読んでもらって自分で読む。
字とか書いて覚えるのは一番最後でしたね。
ということで、私の中国語学習方法も真似させてもらいました。
どんなヒアリング教材がいいのか
じゃあ、ひたすら中国語のラジオを聴いて真似すれば中国語が話せるようになるかというと、そうではない。
無駄だと分かってて、一応試しにやってみましたが、やはりただの雑音にしか聞こえない(笑。
もちろん睡眠学習なんか、眠りを浅くするだけで百害あって一理無し。
過去記事でも書いていますが、自分が知らない単語を何回復唱してもらっても知らない単語は分からないのです。
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中国語の単語の覚え方。習慣付け方法とおすすめ学習時間帯、そして力技。
40過ぎからの語学学習について
ではどうするのかというと、初心者はやはり音源付きのテキストでテキストを見ながら音源を聞くのがベストです。
先にまずテキストを眺める、自分が知らない単語について辞書でピンインと意味を調べて、単語の上にメモしておく。
そして、一通り自分で読んでみてから、音源を聞いてみる。
まず自分で読んでみてからの方がいいです、何故なのか理論的に説明出来ないですが、一回読んでおくと、文章の内容が頭に入るからかな?
あとは、1回聴くのではなく、何回か音源を聞くうちにだんだん聞き取れるようになります。
お奨め音源
初心者におすすめの音源はHSKテキストを購入するとダウンロード出来る音源です。
このテキストだけで十分です。
テストにも直結してますし、そもそもHSKはヒアリング力を最重要視しているので、その参考書はヒアリングのポイントも押さえています。
HSK2級~3級はテキスト付属の音源だけでも合格出来るので一石二鳥!
絶対公式テキストだけで合格出来ます、断言します。
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中国語学習者におすすめの本と買って後悔した本 HSKと中国語検定対策編
中国語学習のおすすめ参考書、試験対策編
但し1級から時々、難解な単語が1 つ2つ入っていて、ヒアリングの練習をしていると、何回聞いてもどうしても聞き取れないことがあります。
そういうのはどうするかというと、とりあえずあきらめて無視。で、他の音源を聞く。
色々聞いて耳が慣れてくると突然聞き取れるようになると思いますが、最悪そういう1つ2 つ全然分からない単語が、ヒアリング試験で出ても前後で推測出来るので心配無し!
ヒアリング練習する時は、集中力が重要
よく「隙間時間を利用して勉強!」とか雑誌で紹介してるじゃないですか、お掃除しながら英語のCDを聞くとか、やめた方がいいです、時間の無駄です。
短時間集中してやった方がよっぽどいいです。
なぜなら、お掃除してるとき、どうしてもお掃除の方に集中してしまう時がありますよね?その時、ちゃんと聴けてます?
まともに聴けてないです、その部分だけぽっかり文章として空いてるはずです。
短文ならいいですが、長文のヒアリングになってくると、前後の分も含めて理解しないと単語が聞き取れない場合があります。
一瞬聞けてない空白の時間が有ると、その部分で会話の内容そのものが途切れ、あれよあれよと最後まで分からない。
そのような事態になることを避ける為、ヒアリングはしっかり集中することが大切です。
座って何もしない状態で、「聴く」。
通勤時間も座ったまま(立ったままで)ひたすら「聴く」、ヒアリングはとにかく集中力だと思います。
思いっきり集中すると10分くらいで限界が来ますが、それはしっかりと「聴け」た証拠です、むしろ語学学習の初級~中級者が10分も聞いていて疲れないほうがおかしいです。
上級者になると、聴く(インプット)だけではなく書く(アウトプット)も必要になってきますが、初級者はまずは集中して聴くことをおすすめします。
その他
最近は無料の音源として、ポッドキャストの中国語教室もありますので、実際聞いてみたおすすめを別の機会に記事にしようと思います。
書く(アウトプット)の件もそちらの記事に書きましたので参照して下さい。
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中国語 ポッドキャストで隙間時間のヒアリング練習 おすすめ番組
40歳過ぎからの中国語学習方法、ポッドキャストを利用したヒアリングについて。