中国の果物は安くて美味しいです、みかんにスイカ、マンゴーにブドウ、ドラゴンフルーツといった日本では中々見れないものも沢山市場にあります。
スイカ等の種類によっては、年中ほぼ同じ値段で買える果物もあります。
よって中国人は果物を沢山食べます、アメリカ人並みに食べます。
私も中国に来てから果物を食べる量(種類)が増えたという実感があります。
今日は、中国に来たらまず食べて欲しい果物の竜眼とライチを紹介します。
竜の眼に似てる?果物竜眼
中国で夏になるとライチと共に市場に出てくるフルーツ、竜眼、中国語では龙眼(lóngyǎnロンイエン)
中国の市場はこんな風に、枝ごと量り売りで売ってます。
枝から実を一つ一つ取り外します。
指でぐいぐい押すと、プチッと割れます。
割れにくい時は、ちょっと爪で割れ目を入れます。
割れる方向があり、中国人は上手に割るのですが、私には難しい。。
殻は乾燥しててちょっとだけ柔らかい卵の殻のイメージ。
中身はこんな感じ。
実はちょっと固めのブドウの実といった感じです。
この状態が龍の眼?真ん中に種があり、周りの実を食べます。
甘くて美味しいです、食べ始めると止まりません。
食べ終わった中身の種です、結構デカイ、間違って飲み込んだらヤバイ。
ライチも確かに美味しいけど、甘すぎて大味で食べ過ぎると喉が痛くなってしまいます。
竜眼は甘いけどやや控えめですので食べ続けられます。
市場では竜眼をさらに乾燥させた乾燥竜眼も売ってます。
ドライフルーツと同じ原理で、甘さが凝縮されていてこれまた美味しいです。
ドライフルーツと違うのは、殻ごと乾燥させています。
日本にも竜眼売ってるんでしょうか?ベトナムやタイでは普通に売ってました、南国の果物ですから。
甘すぎるから食べ過ぎは喉が痛くなるよ!ライチ
そしてこちらがライチ、ライチも夏前がシーズンですね。
ライチは中国語で、荔枝(lìzhīリーズ)です、種類もいくつかあるようで、写真の物は広州ライチ。
ライチも基本的には市場では、枝付きで売っています。
私は日本では見たことがなく、中国に出張で来て初めて知りました。
ライチは周りの皮が硬くてトゲトゲ付きです。
トゲトゲは指には刺さらないけど、竜眼と同じ割り方をすると結構痛い。
なので、私は指の爪を入れて割ってます、ライチも割れる目があるみたいで、割れやすい部分と割れにくい部分があります。
中の実は竜眼とほぼ同じ大きさで、竜眼ほど透けてないです。
中身の種もよーく見ないと見えない。
種です、とても小さいです。
間違って飲み込んでしまっても問題ないレベル(竜眼の種は飲み込んだらかなり苦しいレベル)
甘さはライチが全然上です、食べ続けると喉が痛くなります。
中国人の友人のありがたいアドバイスは
『ライチは食べるなら1日5個までにしておけ』
『ライチ園のもぎ放題で食べながら、収穫する時は、食べ過ぎるからせめて水を飲みながら収穫しろ』
です。
中国や東南アジアでライチ食べるぞ!という人は、喉が酒焼けならぬ、ライチ焼けしないように水を飲みながら食べて下さい。
水を飲むと、甘さも際立ちますよ。