中国語のヒアリングの練習方法。
通勤時間や、ちょっとした隙間時間にもってこいの練習方法です。
必要なのはスマホとポッドキャストアプリのみ。
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中国語 ヒアリングの練習 初心者にお奨め教材はHSK公式テキスト
40過ぎからの中国語ヒアリング練習について
目次
中国語ヒアリング練習にラジオ番組
中国語のヒアリング練習に関して、スマホで聞けるラジオ番組みたいなのは無いかな〜と探してました。
なぜラジオ番組かって?ラジオ番組は声だけで理解してもらうため、発音が非常に正しいからです。
一部芸能人とかは違いますが、ニュースキャスターやアナウンサーは発音の訓練を受けてますから。
語学学習のヒアリングで大切な事は「正しい発音を聴く」ですから。
正しく無い発音を聞き続けると、間違った発音が身に付いてしまいます。
え?会社の中国人と喋っておけばいいじゃないかって?
中国人も方言が強い人たちは、標準語の発音が出来ない人はたくさんいます。
そういう人たちとばかり喋ってるとですね、正しい発音が身に付かないのです。
スマホで聴く為にポッドキャストアプリ
ラジオ番組を探すにあたって、まずは聴くツールをゲットしようということで、ポッドキャストプレーヤーをスマホにインストール。
ポッドキャストの存在や目的も知ってましたが、今まで使ったことはありませんでした。
ポッドキャストアプリも色々あるようなので、とりあえずGooglePlayから10ケくらいインストールして、ちょっとだけ使ってみて一番自分にあってるのが、これでした。
その名もポッドキャストプレーヤー。
特に飛びぬけた部分があるわけではないが、機能的にシンプルで、画面もゴチャゴチャしてない、突然落ちたりしない、という消去法で生き残ったのがこのアプリ。
余計な機能も付いてないからポッドキャスト初心者向けではないでしょうか。
残りは全部アンインストール。
皆さんもまずは、お気に入りのポッドキャストプレーヤーアプリを先に決めましょう。
ポッドキャスト番組から中国語関連を探す
中国語関連のポッドキャスト番組を探すにあたって、『中国語』で検索すると日本人向けしか出てこなかったので、『lean chinese』でも検索して、いくつか聞いてみました。
自分にとって、これはいい!という番組を3つ紹介します。
Learn Chinese & Culture
Learn Chinese & Culture、訳すると中国語と文化の学習。
番組を聴く限りでは、『文化の学習』は、中国全般の地域の話や、故事や最新のニュース等本当に中国全般のことを指していると思われます。
番組名を見ると、上から
『桃源郷』
『2020年5月29日の聞くニュース』
『このレストランは人気がある』
『2020年5月27日の聞くニュース』
『広東の飲茶』
という風に、色々な内容が入り乱れています。
聞くニュースは、最新のニュース、今で言えば新型コロナウィルス関連のニュースです。
その他は広東省の飲茶はこんな感じなんですよーといった中国全般の内容について2人の登場人物が会話しています。
中国全般の内容は、比較的簡単ですが、ニュースに関しては専門用語も多く、理解するのが結構大変で、中級~上級者向けの番組です。
そして、この番組は日本の番組ではないので、日本語の訳や説明は無いです。
ですが、この番組の良いところは、喋っている内容が全て中国語で表示されているので、もし聞いて分からない単語は、文字を見て調べることが出来ます。
番組の長さは短いもので5分、長いものだと15分とバラバラです。
たのしい中国語
たのしい中国語、高橋けいこさんという方が度胸・愛嬌・演技力を武器に中国語を優しく教えてくれる番組です。
初心者向けの番組です、本当にニーハオから始まるほど初心者向けです。
このようにあいさつだけでも数回あり、発音も繰り返されます。
日本の番組なので、日本語の訳や細かい説明、時には漢字がどういう作り(例)『相机(カメラ)の相は、相棒の相の字で、机は机と書きます』なのかの説明もあり、親切な内容です。
唯の学習だけではなく、実際のシチュエーション(例えば、実際にデパートに言って会話している状況)も含まれてるので、学習→実際の使い方、という一連の流れで聴くことが出来ます。
1つの番組も全て10分以内と短く、通勤時間等に聞く分にはちょうどいいです。
この番組、初心者~中級者に本当にお奨めですし、MCの高橋さんの声が非常に心地良く聞いていて爽やかに勉強できます。
番組回数も多いので満足中出来ると思います。
日本で実践!中国語
中国国際放送局(CRI)の日本人向け中国語講です。
こちらも数字や挨拶といった基本的な会話から始まるので、初心者向きです。
中国人の張さんと日本人の梅田さんと、「日本で中国人に出会った時に、どんな風に中国語で会話するか?」をテーマに学習する内容です。
会話内容は、日本の居酒屋で注文する時・デパートで化粧品を購入する時、という風に現実的な内容です。
1つの番組は10分前後となってます。
この番組は、標準スピード会話の後にスロースピードで日本語→中国語2回繰り返しで一文づつ繰り返しますので、書き起こし勉強に効果的です。
まとめ
今まで20ケくらいの番組を試し聴きしましたが、お奨めは紹介した3つの番組です。
注意点として、何かをしながら(料理をしながら、洗濯をしながら、スマホのニュースを見ながら等)だと、要点を聞き漏らしてまったく効果がありません。
5分なら5分に集中して聴いた方がいいです。
また、上級(HSK5級くらい)になると更に効果的な練習方法が必要になります。
やり方は、まず流して全体を聞いた後、再度聞きなおして、文章を手書きで書き起こす。
手書きが間に合わない場合は、一旦停止を使ってもいいです。
手書きを加えることで、正しく聞けてるか意味はどうなのかを確認することが出来るのでより頭に入ります。
上級と言ったのは、ある程度単語力が無いと書き起こせない為。
手書きで文書を起こして、意味を確認した後に再度聞くと、あら不思議!全部聞き取れるじゃありませんか。
おすすめ中国語ポッドキャスト3本と、現在最も効果的と思われるヒアリング方法でした。
一緒に中国語学習頑張りましょう。