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という悩みを持つ親は多いと思います。
日本人学校に通えれば問題ないですが、海外ではそのような環境は少なく、日本の学校の勉強は遅れ気味になりますう。
我が家は、学校のオンライン授業と同時に、日本の勉強もスタディサプリのオンライン授業で学習していました。
その結果、日本に比べて勉強が遅れてはいるものの致命的ではなくなりつつあります。
当時スタディサプリと比較していた通信教育ならデキタスについても当時色々調べてました。
この記事を読めば、デキタスについて特長やメリット・デメリットを知ることが出来ます。
海外在住の子供や、色々な事情で学校に通えない子供・塾代わりにオンライン授業を検討している子供にデキタスはおすすめです。
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小中学生オンライン学習(通信教育)のまとめと比較(特徴/費用/メリットデメリット)【海外で子供の教育】
小学生のオンライン教材の代表格である、「スタディサプリ」「すらら」「デキタス」についての比較レビューです
目次
デジタル学習教材デキタスとは
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デジタル学習教材デキタス(以下デキタス)は、株式会社 城南進学研究社が開発したWEB学習システムです。
対象学年は小学1年生~中学3年生で、対象学年の複数科目が受講可能です。
料金が月々小学生3,000円・中学生4,000円と非常に分かりやすい設定となっています。
デキタスは2019年経済産業省「未来の教室」実証事業に採択されています。
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未来の教室とは以下の3項目を柱とした時代の変換に合わせた新しい教育構想です。
1.学びのSTEAM化
2.学びの自立化・個別最適化
3.新しい学習基盤づくり
実証事業として2020年9月現在81事業が登録してあり、デキタスはその中の一つです。
デキタスの事業内登録名称は《「デキタス」を利用した将来的に公認可能な「学校外教育サービス(オルタナティブ(=代替案))」の実証》となっています。
学力のサポートが必要とされる生徒に対して「個別学習計画」を作成し、計画に沿って「デキタス」を活用し、「教室」以外の場でも本来の学習範囲の補填が可能か?という実証が行われています。
つまり何らかの事情で不登校になってしまった子供にICT教育で補填が出来るかが実証中です。
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デキタスは経済産業省「未来の教室」で実証中のICT教育システム
デジタル学習教材デキタスの特徴
デキタス利用に必要な物
デキタス利用に必要な物は下記の物です、デジタル教材をそのまま印刷出来るので、別途テキストを購入する必要はありません。
追加で教材を買わせない姿勢も評価できますが、本気で取り組む場合プリンターのインクが結構必要です。
タブレットorパソコン
ノートと筆記具
プリンターがあれば、テキストを印刷可能
デキタスの授業内容
デキタスの授業内容は主に下記の項目で構成されています。
学年選択(複数学年受講の場合)
↓
科目選択
↓
単元選択
↓
各授業動画(プロローグ)視聴
↓
チェック問題
↓
単元の基本問題・チャレンジ問題
まず自分のお子さんが学校で使用している教科書を確認して、デキタス内の教科書も変更して下さい。
途中で変更すると実績がリセットされますので注意。
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トップ画面のオプションから教科書確認/変更をタップして、学校で使用している教科書を選択します。
実際の授業動画について、小学3年生の国語を例にとって画像サンプルにて説明します。
先ほどのホームページ画面の左下の学習するをタップしてマイホーム画面に移動します。
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マイホーム画面です。
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国語をタップすると、各単元リストが並んだ画面に移動します。
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さらに各単元をタップすると各プロローグのリストが並んだ画面に移動します。
動画による授業
各プロローグをタップすると授業動画が始まります、授業動画はアニメで1本約5分です。
アニメといいつつ、テレビのアニメではなく紙芝居に色が着いた感じで、基本動きません。
下記キャプチャはブラウザにて視聴していますが、全画面表示も可能です。
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学習動画は、楽しく・分かりやすくをモットーに作られていて、最後に内容や新出漢字のまとめがあります。
○×チェックで復習
動画の授業内容を○×チェックで復習します、何回でも出来ます。
各プロローグ毎に○×チェックの復習問題があります(時々無い場合も)。
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学習動画完了後
学習動画完了後は、プロローグの右側にチェックマークが付くので、どれを視聴してないか一目瞭然です。
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授業動画以外について、国語だと「文」「オプション学習」「デキタ’sノート」「基本問題」「チャレンジ問題」「キミだけのキミ問ピックアップ」、さらに「さかのぼり学習」と「さきどり学習」があります。
それぞれ説明していきます。
文
文をタップすると、おんどく用のPDF文章がダウンロード出来ます。
これは学校の教科書でも代用が出来そうです。
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オプション学習
オプション学習をタップすると、漢字の書き取り練習が出来ます。
漢字の書き取りも、学校の書き取りかと思いきや、、、
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書き順を実際アニメーションで見れます。
単純ながら画期的だと思いました、このような学習方法はデジタルならではですね。
上記のスクリーンショットは細切れですが、実際は滑らかに書き順で動きます。
左側の十時マスを使用して手書きで練習が可能です。
書き順はアニメーションで確認して、練習はプリントアウトした紙に鉛筆で書いた方がいいと思います。
指で書くのと、鉛筆は少し感覚が違う為。
デキタ’sノート
デキタ’sノートは、漢字の問題があります。
こちらは印刷して実際に鉛筆で書かせる為の教材。
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さんすうのデキタ’sノートは、ドリル形式になっていて答え用のノートもあります。
学習用にドリルを買う必要が無くなりますね。
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基本問題
基本問題は、その単元の基本問題が10問出題され、1問づつ答えていく形式です。
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数字の入力は半角全角どちらでも可です。
デキタスの基本問題は特徴があり、やる度に問題内容が変わります!。
10問がランダムに変わっていき、1つの基本問題でも28,000通りの組み合わせが存在するとのこと、よってチャレンジ問題に進むために、丸暗記は出来ないということ。
チャレンジ問題
チャンレンジ問題は、最初はロック(鍵アイコン)されていますが、基本問題10問で100点を取ると、ロックが解除されます。
ゲームっぽくて面白い取り組みですね。
問題内容はチャンレンジらしく、基本問題よりも難しくなっています。
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キミだけのキミ問ピックアップ
キミ問はピックアップ問題で、基本問題とチャレンジ問題の混合です。
さらに単元毎の基本問題・チャレンジ問題で自分が間違った問題が優先して出題されますので、復習が出来ます。
キミ(が間違った)問(題)ピックアップということです。
デジタル学習教材デキタスの費用
デキタスの受講料は下記の様に3種類しかなく、非常に分かりやすいシンプルな料金設定です。
入会金については無料となっています。
学年 | 小学1~2年 | 小学2~6年 | 中学1~3年 |
月額 | 3,000円 | 3,000円 | 4,000円 |
科目 | 国語 算数 英語 生活 |
国語 算数 英語 理科 社会 |
国語 算数 英語 理科 地理 歴史 公民 国文法 |
各学年の科目も必要十分であり、基礎レベル~応用レベルまでカバーされており、さかのぼり学習や、さきどり学習については、関連分野がある場合(画面表示がある場合)は追加費用発生無しです。
※全ての単元をさかのぼり・さきどり出来るわけではなく、複数学年の単元を自由に選択するには、複数学年の費用が発生
初回のみ2ヶ月分合算支払いし、その後3ヶ月目から継続支払いとなっています。
デキタスの料金体系は3種類しかなく、ものすごく分かりやすい
デキタス無料体験
デキタスはメールアドレスだけの登録で無料体験が可能です(5日間/各学年から1つを選択)。
色々な煩わしい登録が不要で無料体験が出来るのは、垣根が低くて良いことです。
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メールアドレスさえあれば5日間の無料体験可能
デジタル学習教材デキタスのメリット・デメリット
デキタスのメリットは下記項目が挙げられます。
学校の授業を完全補完するように作られている
アニメーションなどデジタルの強みを活かしている
各問題を印刷してドリルとして使用することも可能
デキタスのデメリットは下記項目が挙げられます。
再視聴する際に倍速再生機能が無い
各問題はキーボード入力であり手書きは無い
実際使用してデメリットらしいデメリットは無く、完成度が高い学習システムです。
デキタスはデメリットを挙げる方が難しい
デジタル学習教材デキタスのまとめ
デキタスは、月額費用3,000円で内容盛りだくさんです。
アバターやデキタポイント等ゲーム要素もあるので、子供もやってて飽きないでしょう。
本屋で子供の為に何のドリルを買おうか悩むくらいなら、デキタスをやって問題を自宅でプリントアウトした方が効率的です。
無料期間が5日あるので、土日を活用して試してみることをおすすめします。