公園、ゲーム、習い事…子どもたちは遊びに学びに毎日忙しく動き回っています。
そんな中でも、意識して習慣づけ、大切にしたいのが「読書の時間」かなーと。
読書は子どもの想像力や集中力を養うと信じています。
とは言うものの、誰も彼もが本好きな子どもというわけでもありません。
本を好きではない子どもを本好きにするには、一工夫が必要だと思います。
お子さんに本好きになってほしい親御さんの参考になればと思います。
目次
小学生が読書をしない理由とデメリットを考える
読書嫌いの小学生の理由はシンプルで、「文章を読みたくない」「面倒くさい」「ほかの事に忙しい」。
小学生も毎日ほぼ6時間授業の後に、習い事や塾に通っているケースも多く、昔の子どものように遊べる時間も少ないのかな。
その結果、家に帰宅してからもせわしなく、読書に時間を当てることができない子供が多いんじゃないですかね。
しかし、読書は子どもの集中力を高め、語彙力や読解力を上げる大切な習慣だと思うのです。
読書嫌いな子どもの中には実際に文章が読めず、理解しようとしない傾向にある子どももおり、そのまま放置すると勉強面でも影響が出てくるようです。
国語のテストの文章題や問題文を読まずに解答して間違えたり…というのは想定できますが、文章を読めないということは国語以外の算数や理科、社会でも成績に現れます。
そのままにしておくと、大人になっても長い文章を読んで考えることが苦手と感じるんじゃないかって想像しました。
読書しない小学生に本を好きにする方法
子どもに本を好きになってもらうために、親が出来ることって何でしょうね
読み聞かせで本を読むイメージを作る
1、2歳くらいの頃は読み聞かせが大好きでしたね、他の子供も同じなんじゃないですかね。
自分で文字を追うことを面倒だと思っている子どもも、読んで聞かせてもらうことで、物語が与えるわくわく、どきどき、はらはらするみたいです。
読み聞かせの段階では、いろいろな種類の本を読んであげると興味が広がるんじゃないかと意識してました。
そのうちに自分の興味があるものが固まってきたのか、自分から本を選ぶようになりました。
お互いに慣れてきたら、途中までは親御さんが読んで、そこから先は子どもが自分で読むという方法もおすすめです。
ただし、大人の判断で急に読み聞かせを止めてしまうと、本から関心が離れてしまうので気を付けましょう。
親子で一緒に読書タイム
子どもに本を預け、時間を示しておしまいにするのでは、本嫌いの子どもは読書には取り組まないでしょう。
そういうときは、子どもの読書タイムには、親も一緒に読書をすると良いです。
子どもは大人のしていることの真似をしたがることも多いので、よい影響を与える場合も多いようです。
お互いが読んでいる本の感想を伝えあうのも楽しそうですね。
薄くてシリーズものの本を選ぶ
読書に慣れていないうちは、ページ数が多い、文字が小さくてぎっしりの本は選ばない方が無難です。
次の話が気になるような、薄い本のシリーズものや、一冊の中に起承転結があり、子どもの理解力できれいに完結するストーリーが読後感が良いようです。
大人が読んで、短くてつまんないなーと思っても、子供にとってはとても面白いみたいですよ。
図書館に行く
図書館には非常にたくさんの絵本や小学生が読むのに適した絵本や児童書のコーナーがあります。
本がたくさん並んでて、表紙のイラストを見ていくだけでも結構面白いです。
子どもがその中から好きなものを手に取り、その場でページを開くことができる、読書には最適な場所です。
また、紙芝居や読み聞かせの時間を設けている図書館もありますので、調べてみるとよいでしょう。
まとめ
子どもには課題図書などのためになる本を読んでほしいと思う親御さんも多いと思います。
ですが、それを子どもが求めているかどうかは分かりません。
大人の判断で本を選んだり、押し付けると、子どもは読書から遠ざかってしまいます。
まずは本に興味を持ってもらうよう、本人が望む形の読書の入り方から始めましょう。