電車に乗る時にSuicaを利用している方は多いと思いますが、ICカードで利用している方もまだ多いのではないでしょうか?
モバイルSuicaをダウンロードすれば、ICカードを持ち歩くことなく、スマートフォン1つで電車の乗り降りができるようになります!
外出時の荷物を最小限に抑えたいというミニマリストにとっては、非常に便利なサービスですよね!
今回はミニマリストの強い味方、モバイルSuicaの特徴や、メリット・デメリットについて解説していきます。
本記事を読むことで、外出時の荷物を1つ減らすことできるかもしれませんよ。
目次
モバイルSuicaの特徴
モバイルSuicaはスマートフォンにアプリをダウンロードすることで利用できるモバイル型のSuicaです。
モバイルSuicaをダウンロードしておけば、スマートフォン1つで電車の乗り降りができるようになります。
いつでもどこでもチャージできる
モバイルSuicaの特徴はいつでもどこでもスマートフォン上でチャージが出来ること。
ICカードの場合、チャージ金額が不足した時は、その都度券売機まで行って、チャージする必要があります。
しかし、モバイルSuicaであれば、スマートフォン上でチャージできるので、わざわざ券売機まで足を運ぶ必要がありません。
電車に乗っている最中にも、チャージ可能なので、時間ロスなく乗り降りが出来ます。
またスマートフォン上で残金も確認できるので、残金が足りるか不安を感じながら改札を通ることもなくなります。
買い物でも使える
モバイルSuicaはコンビニや飲食店でも利用出来ます。
スマートフォンをかざすだけで「ピピッ」と決済ができるので、支払いがスムーズになります。
最近はSuicaでの支払いに対応している店舗も増えてきたので、財布は持たずにSuicaだけで支払いを済ませるということも不可能ではありません。
iPhoneとAndroidの両方に対応
アプリの中にはiPhoneでは使えるけど、Androidには対応していないというものもありますよね。
モバイルSuicaに関しては、iPhoneとAndroidの両方に対応しています。
ただし旧型Androidの場合、サービスが廃止されている機種もあります。
自分の機種が対応しているか確認したい場合は、JR東日本の公式HPを参照してください。
対応機種を一覧にしたPDFファイルがHP上で公開されています。
費用
モバイルSuicaのサービス開始時は、1,050円の年会費がかかっていましたが、2020年2月26日から年会費が無料になりました。初期費用も発生しません。
費用として発生するのは、通信料に応じたパケット通信代のみとなります。
モバイルSuicaのメリット
ここからはミニマリストの視点から見たモバイルSuicaのメリットについて解説していきます。
これから導入を検討されている方の参考になれば幸いです。
スマートフォン1つで外出できる
モバイルSuicaは交通機関の利用はもちろん、買い物でも利用出来ます。
そのため、財布は持たずにスマートフォン1つで外出することも十分可能です。
外出時の荷物を減らしたいミニマリストにとっては、うってつけのサービスではないでしょうか?
初めのうちはスマートフォン1つで外出することに不安を感じる方もいるかもしれませんが、事前にモバイルSuicaに対応しているお店をリサーチしておけば、意外と不便なく過ごせますよ。
乗り降りの時間が短縮できる
モバイルSuicaの特徴はスマートフォン上でいつでもどこでもチャージができること。
わざわざ券売機まで足を運び、チャージするという時間は一切なくなります。
急いでいる時にチャージ残高が不足していると、地味にストレスになりますよね。
そんな時に限って、券売機が混んでいるということもよくあると思います。
Suicaのチャージをしていたばっかりに待ち合わせの時間に遅れてしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか?
モバイルSuicaに切り替えれば、そんなストレスからは解放されます。
電車に乗っている最中にもチャージはできるので、最短で目的地へ到着出来ます。
無駄な時間を過ごしたくないというミニマリストにとっても、メリットの大きいサービスです。
ポイントが貯まる
これは知らない方も多いかもしれませんが、モバイルSuicaはICカードのSuicaよりもポイント還元率が高いのです。
ICカードの場合、200円ごとに1ポイント貯まりますが、モバイルSuicaであれば、50円ごとに1ポイント貯まります。
例えば、東京駅から津田沼駅まで乗車した場合、IC運賃は473円になります。
ICカードの場合、ポイントは2ポイント貯まりますが、モバイルSuicaの場合、9ポイント貯まります。
両者の差は歴然ですよね?金額が大きくなればなるほど、ポイントの貯まり具合に大きな差が出てきます。
ポイントを貯めるという観点でも、モバイルSuicaは大きなメリットがあります。
モバイルSuicaのデメリット
メリットが大きいモバイルSuicaですが、デメリットも存在します。デメリットも考慮した上で、利用をご検討ください。
バッテリーが切れたら使えない
モバイルSuicaはスマートフォンを通して利用するため、バッテリーが切れた場合、モバイルSuicaも使えなくなります。
そのためSuicaを使うためのバッテリーを考慮して、スマートフォンを利用しなければなりません。
もし電車での移動中にバッテリーが切れたら一大事ですよね。
駅員さんに事情を話して、どうするのか指示を仰ぐ必要があります。
とはいえ、スマートフォンの電源が落ちた状態でも、予備のバッテリーが残っていれば、一定時間は支払いが可能です。
時間は機種によって異なりますが、最大5時間は予備バッテリーが残っていると言われています。
そのため電源が切れてから5時間以内であれば、改札を通れる可能性があります。
万が一、改札を通れなかったとしても、駅員さんに相談すれば何とかなります。
途中で電源が切れるということは、日常的に起きているようなので、手慣れた様子で対応してくれます。
無銭乗車で警察に突き出される、なんてことは起きないのでご安心ください。
極まれに反応しないこともある
モバイルSuicaで改札を通る時、極まれにタッチしても反応されず、改札で引っかかってしまうことがあります。
反応しない原因は様々ですが、しっかりとタッチしたはずなのに通れないというのは、地味にストレスですよね?
自分で引っかかってしまうと、後ろの人にも申し訳ない気持ちになります。
JR東日本の公式サイトによると、原因の1つとして「長期間未使用のためロック状態」ということが挙げられています。
前回の利用から長期間経過した場合、残金があるにも関わらず利用できない場合があるようです。
その場合は再度チャージする、もしくは駅員さんに「長期間使っていなかった」旨を伝えることで対処してもらえるようです。
対処法があるとはいえ、改札で引っかかるリスクがあることは、デメリットと言えます。
機種変更の時は少し面倒
モバイルSuicaはスマートフォンと連動しているため、機種変更をする際にはデータ移行する必要があります。
データ移行の方法をざっくり説明すると、まずは旧機種でログインして、旧機種のモバイルSuicaをストップさせます。
その後、新機種でログインし、初期設定を済ませ、引継ぎをします。
簡単な操作ではありますが、少し手間ですよね。
直近でスマートフォンを変える予定のある方は、新機種になってからダウンロードすることをおすすめします。
まとめ
モバイルSuicaは一定のデメリットはありますが、それを差し引いてもメリットの方が大きいと思っています。
個人的には鞄の中からICカードを探す時間がなくなったということも、メリットに感じています。
普段から電車を利用する方であれば、この機会にモバイルSuicaに切り替えてみてはいかがでしょうか?
Suica
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