スマホが普及し、安全の為にと小学生にもスマホを持たせる家庭が増えました。
それにともなって、SNSで知り合った人から暴力を受けたり、詐欺にあったりと犯罪も増えています。
自分の子供は問題無いと思っている家庭ほど危ないと言われています。 そのような事件の被害者になる前に、予防できることを考えましょう。
かくいう私もそのような子をもつ親なので、何か良い方法はないかと考えているうちに、この記事の本を発見しました。
この記事で紹介している「ネットのルール」を読めば、インターネットを閲覧するときやSNSで発信するときのルールを学ぶことが出来、トラブルに巻き込まれる予防が出来ます。
目次
学校では教えてくれない大切なことシリーズ12 ネットのルール
「学校では教えてくれないシリーズ」は、学校では教えてくれないけど、子供の実際の生活に深く関係している事をテーマとした学習漫画です。
友達関係とか、整理整頓とか、親が教えるのがちょっと難しい内容を漫画で自己学習出来る。
今回は「ネットのルール」がテーマ。
「ネットのルール」の書籍データ
「ネットのルール」のあらすじ
インターネット、タブレット初心者の主人公マナブ(目出亜 学)が、クラスメートのタカシの買ったタブレットに嫉妬心を燃やし、インターネットやパソコン、スマホ、タブレットに詳しいグランパ(目出亜 快蔵)から色々教えてもらいながら、成長していく物語。
マナブとダディー(目出亜 史朗)はモテる為だけにタブレットを買うのだが、全く使い方をしらず、マミーに呼び出されたグランパが教える羽目に。。。
この本を読み進めていくと下記のことが学習できます。
子供に読ませたいシーン チェーンメールが届いたら?
最近ろくなことがないタカシに、不幸のチェーンメールが届き、友達のマナブにメールを転送しそうになってしまった。
チェーンメールを転送するのは、迷惑メールを広めるのと同じ。絶対に転送しないこと! 学校では教えてくれない大切なこと12 ネットのルール
子供に読ませたいシーン SNSいじめがあったらどうする?
マナブがSNSのメッセージルールを守れず、連続してメッセージを送ったり夜中にメッセージを送った事が原因で、SNS仲間間でマナブを無視するメッセージが流れ・・・
楽しくやりとりできるのがSNSのいいところ。自分がされたらいやなことは、他人にもしないことが大切。 学校では教えてくれない大切なこと12 ネットのルール
他にも、ウェブサイトに書いてあることが本当とは限らないとか、ネットにウソの噂を書き込むと、最悪の場合逮捕される可能性があるということも。
「ネットのルール」の書評
デジタル世代の子供向けの学習漫画です。
ネットの使い方ではなく、ネットを使うときのルール、やってはいけないこと、犯罪等を学べる本です。
本の後半部分は、現代の問題となりつつあるSNSいじめやスマホ依存症や、歩きスマホの危険性等も題材として取り上げており、時代に則した内容となっています。
私の子供も、コロナウィルスの影響で学校のオンライン授業を受けることになった為、iPad-miniを専用で与え、フィルタリングし勉強以外は1日30分だけだよといって使わせてました。
先生や他の生徒に学習内容をチャットで聞くこともあり、そのうちチャットのやり方なんかも自分で勝手に覚えていきます。
本当に、何も教えてないのにあっという間にiPadを使いこなしてました。
友達から色々なチャットが来るようになり、やはりたまに友達の文句や、先生の悪口等を友達が言ってると、便乗して自分も同じような発言をするようになっていくんですね。
注意すると同時にもう一度この本を読ませました。
親から色々言われるより、自分で本を読んで、自分の頭で何がいけないことなのかを理解させる方がいいのではないでしょうか。
こういう人にお勧め
- 子供にスマホを持たせる予定
- 子供がインターネットをこっそり見てる
- 学校のSNSいじめが心配
そろそろ、連絡手段とか安全面を考えて子供にスマホを持たせようと思ってるけど、お子さんが変なサイトとか見たり、SNSいじめ等にあったり心配な場合、お子さんと一緒に読んでみるといいと思います。
スマホを買い与える前に読ませて、学習させるのもいいですし、既にスマホを与えてしまった後でも、具体性があって読んで為になると思います。
我が子の感想・影響
上の子がチャットで友達に顔文字だらけのメッセージを送ってたので、「重要な話が埋もれてしまうし、迷惑だよ、「ネットのルール」って本に連続して何通も送らないって書いてなかった?」って怒りました。
本人思い出したようで以降は顔文字控えめです(ゼロではないですが)。
子供の世界に色々突っ込みたくはないですが、犯罪に巻き込まれる前に色々教えてあげましょうね。