あらゆるものに向き・不向きがあるように、ミニマリストにも向いている人、向いていない人が存在します。
向いていないのに、無理して続けるのは辛いことですよね。
今回はミニマリストに向いている人、向いていない人をご紹介します。
自分がどちらに当てはまるのか、チェックしてみてくださいね!
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ミニマリストとは?本当に必要なものに気付ける生き方
ミニマリストとは
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目次
ミニマリストに向いている人
まずはミニマリストに向いている人をご紹介します。1つでも当てはまれば、ミニマリストの素質ありです!
ズボラな人
ズボラとミニマリストは、一見正反対な性質と思われがちですが、実はズボラな人にこそミニマリストは向いているのです。
ものを管理することは結構手間のかかるもの、ものの量が多ければ尚更手間もかかります。
「面倒くさい」が口癖のズボラな人は、ものを元の位置に戻すことさえも億劫に感じるので、結果としてどんどん部屋が散らかっていきます。
しかし、ものが少なくなればどうでしょうか?
片付けるものが少なくなれば、管理もグッと楽になります。
昔はもので溢れた生活をしていました。
しかしミニマリストになった今、あの頃よりもずっと面倒ごとは減ったように思えます。
ものが少なければ散らかることもないので、週末にまとめて片付けをするというルーティンもなくなりました。
片付けることが日々のストレスになっていた私には、ぴったりなライフスタイルです。
こまめに管理できないズボラな人にこそ、ミニマリストになることをおすすめします!
節約が好きな人
ものを最小限に抑えるミニマリストは、新たにものを購入する機会も抑えられるので、節約に繋がります。
部屋も片付いて、節約も出来る、まさに一石二鳥!
お金が貯まっていくことが、ミニマリストであり続ける大きなモチベーションにもなることでしょう。
節約家がミニマリストを目指す上で知っていただきたいのは、ミニマリストの考える節約とは、安いものを購入することが目的ではないということ。
自分が心から愛せるアイテムだけを購入して長く使うことが、ミニマリストの考える節約術です。
お得だからとセール品を購入したり、100円ショップの常連になったりすることは、ミニマリストからは遠ざかってしまうので、ご注意ください。
効率化を求める人
ミニマリストは効率化を求める人にも最適です。
ものが少なくなることで、ものに費やす時間やエネルギーが最小限になります。
ミニマリストになることで効率化されること
ミニマリストは効率化と相性抜群。
無駄を減らしたいと感じている人にこそ、向いているライフスタイルと言えます。
効率化することで新たに生まれた時間は、自分の好きなことに使えます。
読書や資格取得の勉強、副業など、自分にとって価値のあることだけに時間とエネルギーを使えるので、人生そのものが豊かになります。
ミニマリストに向いていない人
お次はミニマリストに向いていない人をご紹介します。
ミニマリストの本質は、シンプルな環境で豊かに暮らすこと。
自分には合わないと感じたら、無理に取り入れないことも大切です。
思い出を形に残しておきたい人
旅先で貰ったパンフレットや、舞台の半券など、思い出の品を手元に残しておきたい人にはミニマリストのライフスタイルは不向きと言えます。
一度捨てたものは元には戻りません。
ものを捨てることで、思い出まで手放してしまうような感覚になるのであれば、無理に捨てる必要はないと思います。
どんなに素敵な思い出も、思い返すきっかけがなければ、忘れてしまいます。
しかし、思い出の品があれば、その時の記憶を蘇らせることも可能です。
皆さんも押し入れの掃除をしていた時、過去にハマっていたものを発見して、感傷に浸った経験もあるのではないでしょうか?
ミニマリストになることで、そういった思い出を蘇らせる機会は激減します。
過去は振り返らないという人であれば問題ないかもしれませんが、昔の自分も忘れたくないという方にとっては、あまり向いていないライフスタイルです。
流行の最前線に立っていたい人
洋服、化粧品、雑貨など、流行は積極的に取り入れたいという人にも、ミニマリストのライフスタイルは不向きです。
流行に乗るためには、まずは試してみることが一番。
レンタルなどでは、最先端のものは揃っていないことも多いので、必然的に購入せざるを得なくなります。
そうなればものが増えてしまうことは避けられませんよね。
特にSNSやブログなどで流行を発信する立場にある人は、ものを最小限に抑えるという生き方は厳しいと思います。
流行に乗るということは、決して悪いことではありません。
流行を知っていることで、会話の引き出しも増えるので、自然と人が集まるようになります。
そういう生き方に価値を感じる方は、無理にミニマリストを取り入れなくても良いと思います。
家に人を招くことが好きな人
友人や同僚を家に招き、ホームパーティーをすることが好きな人には、ミニマリストのライフスタイルは不向きと言えます。
人を家に招きもてなす際には、飲み物や料理、娯楽などを用意する必要があります。
そのため、食器や食材は普段自分が使う以上のものをストックしておかなければなりません。
またテレビやゲームなど、みんなで楽しめるようなアイテムも必要になります。
もしそういった方がミニマリストになり、来客用の品を全て処分してしまえば、人を家に招くことも出来なくなってしまいます。
もし招いたとしても、退屈な時間を過ごさせてしまうかもしれません。
料理を全て紙皿で出すというもの、少し味気ないですからね。
そのため、人を家に招くことが頻繁にある方は、無理にミニマリストのライフスタイルを取り入れる必要はありません。
人と触れ合う時間を、とことん楽しみましょう。
向いているかしっかり見極めよう
ミニマリストは素晴らしいライフスタイルと賞賛されることも多いですが、全ての人が取り入れて幸せになれるというものではありません。
自分にとって、向いているか、向いていないのかをしっかり見極めて、実践していきましょう。
また向いていないと気付いた場合でも、ミニマリストになることを完全に諦める必要はありません。
取り入れられるものだけを上手に取り入れることも1つの道です。
自分に合ったスタイルでミニマリストライフを謳歌しましょう!