前回の続きで、HGガンタンク初期型に迷彩塗装していきます。
胴体部分のTAMIYAアクリル塗料XF-59 DESERT YELLOWが乾燥したところで、次は迷彩柄にしていきます。
目指すはこんな感じの迷彩柄です。
TAMIYAアクリル塗料2色を筆塗りで迷彩塗装する
まず一層目は、TAMIYAアクリル塗料XF-59 DESERT YELLOWに同じくXF-62 オリーブドラブを1:1の割合で混ぜてさらに同量の水を混ぜます。
いきなりオリーブドラブだけで迷彩していくと、あまりにも浮いてしまうので、境界の役割です。
先ほどの迷彩柄ジープの写真等を参考に筆塗りにてボカす感じで塗っていきます。
模様の描き方は個人のセンスが現れますよね。
一層目を乾かしてる間に、主砲と排気タンクをGSIクレオスのジャーマングレーで塗りました。
本体も主砲もタンクも塗装した後の写真を撮り忘れました。。。
一層目を塗り終わったところで一旦乾燥させているところ。
乾燥を待ってる間に、肩部を塗ろう。
肩の部分はイラストを見ると、テント布地のような帆布っぽい素材だったので、薄汚れたテント生地のようなゴワゴワしたイメージで塗ってみました。
白のサーフェイサーを筆塗りし、その上からTAMIYA情景テクスチャペイントのライトグレイで塗っています。
テクスチャペイントだと、粒子感が出るのでゴワゴワした感じになります。
そうこうしている間に、先ほどの一層目の迷彩塗装が乾燥したようです。
迷彩塗装の二層目はXF-62 オリーブドラブと水を1:1で混ぜたもので、一層目の縁から少しだけ内側を塗るようにします。
二層目が終わったところです。
まだ乾燥してないので一層目と二層目がえらく差があり、塗りました感がすごいですが、乾燥させて様子を見ます。
腕間接もジャーマングレーで塗っています。
二層目を乾燥させてる間に、主砲と排気タンクをXF-59 DESERT YELLOWで迷彩柄にしていきます。
大体乾燥したところで、全体のバランスを見るために一旦組み上げます。
塗装しているうちに胸のリベット形状が潰れて見えなくなってしまったので、ピンバイスで穴を空けて金属排気口パーツを差し込んでディティールアップしました。
塗料があらかた乾燥したので、シールを貼り完全乾燥するまで放置。
次にウェザリング(汚し)をしていきます。
ウェザリング GSIクレオスMr.ウェザリングカラーで汚す
全体にウェザリング(汚し)を施していきます。
天候(ウェザー)が由来の言葉です。
今回使用するのはGSIクレオスのMr.ウェザリングカラー マルチブラック/グレイッシュブラウンです。
薄め液で2倍くらいに希釈してマルチブラックで主砲などの黒い部分、グレイッシュブラウンで胴体のブラウン部分をウォッシングしていきます。
今回はふき取り作業は無しです。
底面の見えない部分で仕上がりの様子を確認してから全体を塗っていきます。
全体的に暗さが加わって、迷彩柄が落ち着きましたね。
次にGSIクレオスのMr.ウェザリングペーストのマッドブラウン/マッドホワイトを使ってキャタピラ付近の泥汚れを表現していきます。
マッドブラウンは付いたばかりの泥を、マッドホワイトは時間が経過した乾燥した泥や砂を表現できます。
マッドホワイトを塗る前の写真を取り忘れました。
上の写真はキャタピラに既に塗っています。
相変わらず粘土みたいな塗料です。
薄めて使う場合は、本当に本当にほんの少量でいいです。
薄める場合は、ウェザリングカラーの薄め液を使用できます。
泥っぽくベチョ塗りした後に
次は薄めずにたっぷり乗っけ盛りして、泥ががっつりくっ付いた仕上げです。
乾くとこんな感じです。
さすがにここまでたっぷり塗ると、いくら艶消しで固めても、衝撃とかでポロポロ欠けますので、注意して下さい。
全体がしっかり乾燥したところで、つや消しGSIクレオスMr HOBBYのMr.スーパースムースクリヤーを2回ほど塗っていきます。
ガンタンクは塗装が掛かりにくい箇所が少ない為(といいつつ面倒くさかっただけ)完成状態でつや消し塗りました。
ついに完成しました。
戦車風味ガンタンク初期型。
ビフォー
アフター。こうやって並べてみると頑張った感がありますね。
感想
RGザクに続き2体目ですが、まぁまぁ満足です。
コロナで家にいることが多くなってしまった人も、無趣味な人も、テレビを見てるばっかりじゃなくて、プラモ作ってみることをお奨めします、結構没頭しますよ。
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プラモデルは大人におすすめのインドア趣味。RGザクⅡを作る その1 素組だけでもカッコいい
久しぶりにガンプラを作った記録。RGザク編