外国人日本在住者向けガイド。
今回2026年6月の台風6号も弱まったとは言え東京が暴風域になったこともあり記事を書いてみました。
台風よる東京の大雨に備え、英語で情報を確実に受け取る方法、避難情報の英語訳、災害時の保険チェックポイント、家族や物件を守る具体的行動を初心者向けに解説します。
はじめに
日本人・外国人どちらでも日本に住んでいる限り日本で起きる台風や大雨は無関係ではありません。家族や日本国内の自宅・賃貸物件を持つ人にとって、台風の接近による東京の大雨は重要なリスクです。
本記事では、海外から確実に避難情報を受け取る方法、避難情報の英語訳、災害時の保険チェックポイント、そして実際に取るべき行動を初心者向けに分かりやすく説明します。
目次
台風情報を英語で確実に受け取る方法
1) 公式情報ソースをブックマーク
- Japan Meteorological Agency (JMA) の英語ページ:天気・警報情報の一次情報。
- NHK WORLD-JAPAN:英語ニュースで災害情報を配信。
- Tokyo Metropolitan Government(都の英語ページ):都内の避難情報や相談窓口。
これらをスマホやPCのブックマークに登録しておきましょう。
2) 通知を受け取るアプリとSNS
- NHKやJMAは速報配信を行います。SNS(Twitter/X)の自治体公式アカウント(例:東京都の英語アカウント)をフォロー。
- Google Crisis Map や災害用アプリ(自治体が推奨するもの)でピンポイントの危険情報を確認。
- 家族とはLINE、WhatsApp、Signalなど共通の連絡手段を事前に決めておく。
3) 大切な連絡先をリスト化
- 家族の携帯、近所の連絡先、管理会社、不動産仲介業者、家の鍵を預けた人の連絡先、在日大使館の連絡先などをまとめておきましょう。
避難情報の英語訳と使えるフレーズ
日本で出る主な表現と英語訳(海外から家族に伝える時の例文付き):
- 避難準備情報:Evacuation Preparation/Be ready to evacuate.
- 避難勧告:Evacuation Advisory/Please consider evacuating when safe.
- 避難指示(緊急):Evacuation Order (Emergency)/Evacuate immediately to a safe place.
- 氾濫警戒情報:Flood Warning or Flood Advisory.
- 土砂災害警戒情報:Landslide Warning.
例文:
- 「市から避難指示が出ています。すぐに避難所へ行ってください。」→ "An Evacuation Order has been issued. Please go to the nearest shelter immediately."
- 「川が氾濫する可能性があります。高い場所へ移動してください。」→ "There is a flood risk. Move to higher ground now."
海外在住者ができる準備(渡航先からでも可能なこと)
書類・証拠のデジタル化
保険証券、重要書類、家の写真をスキャンまたはスマホで撮ってクラウドに保存。被害の証明に役立ちます。
緊急資金とカードの準備
海外から支援する場合、現地から家族へ送金する方法(国際送金、オンライン決済)を確認。クレジットカードや予備の現金を家族に渡しておくと迅速な対応が可能です。
連絡・安否確認の仕組みづくり
家族に「避難時の集合場所」「連絡方法」「避難所の場所」を事前に決めておく。自治体の避難所案内(英語)を共有しておくと安心です。
災害時の保険(災害時保険)のチェックポイント
日本の保険で特に確認すべき点:
- 水災補償(洪水・浸水の補償)が付帯しているか。台風による大雨や浸水被害は水災補償が重要です。
- 風災補償(暴風での損害)とセットになっているか。
- 家財保険の適用範囲(部屋の内装、家電、家具など)。
- 損害発生後の連絡先と請求の手続き(海外からも申請できるか、必要書類)。
- 臨時費用(避難費用、宿泊費)や家賃補償があるか。
- 保険金請求の際に必要な証拠(写真、修理見積もり、領収書)を予め家族に伝えておきましょう。
保険が不十分な場合は、緊急用に現地で使える資金を確保するか、保険会社に海外からの問い合わせ方法を確認しておくと良いです。
台風・大雨のときの具体的行動(家族に伝える指示)
- 命を最優先に:水位が上がっている、川の近く、土砂の危険がある場合はすぐ高所へ。
- 避難情報の種類を確認して行動:避難勧告は準備、避難指示は直ちに避難。
- 避難所へ行く際は身分証、必要薬、充電済みの携帯、簡易防寒具、飲み水、マスクを持参。
- 車での避難は浸水リスクがあるため注意。冠水がある道は通らない。
- 停電や断水に備え、バッテリー・懐中電灯・水の備蓄を確認。
海外から保険金請求や支援を行う際の流れ
1) 被害の写真や動画を収集(日時がわかると良い)。
2) 保険会社に連絡し、必要書類を確認(海外から送付可か)。
3) 見積もりや修理業者の情報を取得して提出。
4) 在日大使館や領事館に相談(場合によっては支援窓口の案内あり)。
5) 補償が下りるまでの一時的対処(応急修理、家族の宿泊費支援など)を検討。
まとめ
海外在住でも、台風による東京の大雨に対してできる準備は多くあります。重要なのは「情報を確実に受け取る仕組み」と「家族や物件を守る具体的な計画」です。
JMAやNHKの英語情報、自治体の英語ページをブックマークし、避難情報の英語訳を覚えておきましょう。
保険は水災補償や臨時費用の有無を必ず確認し、被害が出たら写真・書類を迅速に集めて保険会社に連絡してください。
海外からでもできる準備(デジタル化、緊急連絡体制、現金手配)を整えておくことで、万が一のときに家族と財産を守る可能性が高まります。
最後に:台風が接近したら冷静に、そして迅速に行動を。
家族との約束事を今のうちに決めておきましょう。
よくある質問
Q: 海外に住んでいて日本の家族や物件が心配です。まず何をすべきですか?
A: まず家族と連絡方法を決め(緊急連絡先、SNS、メール)、日本の自治体や気象庁(JMA)、NHKの英語情報をチェックできるようにブックマークします。さらに保険契約の有無と補償内容(特に「水災補償」)を確認しましょう。
Q: 「避難勧告」と「避難指示(緊急)」の違いは何ですか?英語でどう伝えれば良いですか?
A: 避難勧告は「Evacuation Advisory(Please consider evacuating)」、避難指示(緊急)は「Evacuation Order / Evacuate Immediately(Emergency)」です。後者は命に関わるため即行動を促してください。