日本は四季があって素晴らしいのですが、衣替えという悩みもありますよね。
特に冬のふとんは夏場収納しておく必要があるのですが、意外とその量はかさばります。
トランクルームに保管してもいいのですが、保管する前に洗う?洗わない?というか洗濯機に入らないじゃん!と色々悩みますよね。
そんな方に、知る人ぞ知る、イオングループが提供しているカジタクの布団クリーニングを紹介したいと思います。
目次
カジタクの布団クリーニングとは
イオンのカジタク(KAJITAKU)は、プロのハウスクリーニング、宅配クリーニング、家事代行、整理収納、片付けなど
家事の宅配サービスを提供しています。
そのカジタクの中に今回紹介する布団クリーニングサービスがあります。
布団クリーニングサービスは名前そのまんま、布団や毛布類のクリーニングを行ってくれるものです。
さらにはクリーニングした布団類を、オフシーズンである夏の最長9か月間専用保管倉庫で預かってくれるのです。
カジタクの布団クリーニングを利用しようと思った理由
そもそも布団クリーニングを利用しようと思ったのは下記2つの理由によります。
- 衣替え時に布団を洗濯したい
- 冬用の布団の収納場所が無い
それぞれの理由についてもう少し詳しく説明します。
衣替え時に布団を洗濯したい
布団にはダニや汗、皮脂汚れなどが沢山付着する為手入れがとても重要です。
特に子供は汗をかきやすかったり、未就学児だとオネショをしてしまったりと不衛生な状態になりがちです。
でも羽毛布団は大物なので家の洗濯機では対応しきれず、業務用のコインランドリーがあってもそこまで運ぶのが一苦労ということもあるかと思います。
実際に私も家の近くにコインランドリーはあるのですが、普段育児しながらの共働きで日々の生活に追われ、とてもではありませんがコインランドリーまで運んで洗う気力がありませんでした。
それに待機時間を考えると土日しか利用するチャンスがないのですが、よし今日こそ!と思い立った日に限って天気が悪く断念してしてました。
冬用の布団の収納場所が無い
我が家には畳の部屋がなく、どちらかというとベッド使用向けのつくりになっています。
でも子供が小さいのでベッドより布団の方が馴染みやすくすのこを引いてローベッドのような形で布団を使っていました。
夏の間は、冬の布団を使わないので収納しておかなければならないのですが、クローゼットはサイズや構造を考えると布団を収納するのにあまり適してません、いやむしろ入らないと言ってしまった方がいいかも。
使用期間である冬の間は羽毛布団や毛布をローベッドの上に出しっぱなしで良いのですが、使用しない夏の間は保管場所に困り部屋の隅にまとめて置いていました。
いくら寝室とは言え部屋の隅に大きな荷物が常に置いてあるのがどうしても気になり、日々どうにかならないかなぁと考えていました。
上記のことをモンモンと悩んでた時にたまたまインターネット上で見つけたのがKAJITAKUのふとん宅配クリーニングです。
かさ張る布団をトラックで取りに来てくれ、業務用の洗濯機で洗ってくれるのも助かるのですが、家をすっきりさせたい私が一番惹かれたのは保管サービスです。
ちゃんと収納スペースがあるから保管サービスは不要!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、掛け布団類の保管に取られていた収納スペースがあけば、そのスペースを活用することが出来るので、どんなご家庭にもマッチするサービスかと思います。
使用しない期間だけ上手く預けることで、生活の質を保ちつつ家の収納スペースも確保することが可能になります。
カジタクの布団クリーニングのメリットやデメリット
KAJITAKUの布団クリーニングを利用したので、その料金や感じたメリット・デメリットについて整理します。
カジタクの布団クリーニングの利用料金
まず利用料金ですが、宅配クリーニングサービスのみだと布団2点で12,980円、3点で18,700円となっております。
この”点”というのは布団の種類で異なり、掛布団や敷布団、こたつ布団上下一組だと1枚で1点、ベビー布団やベッドパット、肌掛けだと2枚で1点、毛布は3枚で1点というカウントになります。
宅配クリーニングサービスは、引き取り時に圧縮した布団をクリーニングした後、ふわっふわっの状態で返却してくれます。
3点の時はオプションで、返却時にふわふわの状態か圧縮した状態かを選ぶことが出来て、圧縮しても良ければ18,700円の料金⇒15,400円とディスカウントされます。
私は布団のクオリティには特にこだわりがなかったのでお安い圧縮タイプを選びました。
料金は布団の回収・クリーニング・返送料金なども全部込みとなっていて、利用者に非常に分かりやすい料金形態となっています。
また引き取ってもらった布団をそのまま保管してもらう為にはプラス1,100円が必要になります。
最大9ヶ月の保管期間にて一定のお値段です。クリーニングよりこの保管サービスが目当てだったので迷わず追加しました。
季節によってはこの保管料が無料になっていることもあるので、公式ページでチェックして下さい。
私が利用した時は、掛ふとん1枚と毛布3枚、こたつ布団上下の合計3点を圧縮ありで引き取ってもらいました。
現在はこたつを廃棄してしまったのですっかり忘れていましたが、こたつ布団もかなりスペースを取るんですよね。
初めて業者に依頼してこれらの大荷物を搬送して貰った後の、家がスッキリした幸福感は今でも忘れることが出来ません。
布団クリーニング2点 防ダニ加工(無料期間有) |
布団クリーニング3点 防ダニ加工(無料期間有) |
保管料 最大9ヶ月 |
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利用料金 | 税込12,980円 | 税込18,7000円 | 1,000円 |
カジタクの布団クリーニングの利用メリット
メリットは何度も強調しますがオフシーズンにかさ張る布団を倉庫で保管してくれるところです。
スペースが確保できるのは勿論、しっかりと温湿度が管理された専用の倉庫の為カビやアレルゲンとなるダニから守ってくれるというのも嬉しいポイントです。
我が家にも小さい子供がいたので、保管中のアレルゲン対策が出来たのはとても良かったと思います。
カジタクの布団クリーニングの利用デメリット
一方デメリットにはどんなことがあるでしょうか?
返却申請から返却まで時間が掛かる
このサービスを使って少し不便に感じたのは、急に寒くなった時に対応しづらい点でした。
春に少し暖かくなってきたからといって一度依頼をしてしまうと、途中で肌寒い日があっても対応が出来ません。
また保管期限は預ける際予め設定しておくので、寒くなるギリギリの日を設定してしまうと秋に入って布団が欲しくなることがあります。
もちろん設定した保管期限は途中で変更出来るのですが、返却して欲しい日の2週間前までとなっているので、自分の家では毎年どのくらいの時期に布団を使用するのか把握しておいた方がスムーズです。
我が家では6月下旬に依頼し、10月中旬に受け取りを設定しましたが特に不便は感じませんでした。
布団の梱包が手間
その他、人によっては布団の梱包がやや手間に感じるかもしれません。
依頼をすると、注文から2~6日後に集荷キットが到着します。中には青色の専用回収袋が入っており、こちらに布団を詰めます。
私のように3点パックを選んだ方は同梱されている圧縮袋と自宅の掃除機を使い、一点ずつ圧縮して小さくした後青い袋に詰めるのです。
私はこの作業は特に問題なく楽でしたが、多少面倒に感じる人もいるかもしれません。
まとめ
ひと昔前の大量消費時代は、周囲が持っていないような高級で良いものを沢山所持していることが豊かさの象徴でした。
しかし時代の移り変わりとともに、現在は持たざること・シンプルな暮らしも注目されてきています。
ミニマリストに憧れる多くの人は多少不自由な暮らしをしてでも最小限の物に囲まれ質素な生活を送りたいのではなく、生活の質は落とさずに最小限のもので洗練された暮らしを送りたいと思っているのではないかと思います。
ふとん宅配サービスの料金はそれなりの値段が掛かってしまいますが、年に一回利用することで大容量の収納スペースがずっと確保出来ることを考えるとかなり便利でお得なサービスだと思います。
もともと収納スペースが多い家なら良いですがそのような家はそもそも家賃が高いでしょうし、これからミニマリストになりたいと引っ越しをするのもかなりの出費で労力もかかります。
そういったことを総合的に考えてみると、このふとん宅配サービスのような1年単位で使えるサービスは利用までのハードルが低く取りつきやすいのではないかと思います。
必要に応じてこのようなサービスを賢く使うことで、心も暮らしも豊かなミニマリスト生活に近づけるのではないでしょうか。
イオンのKAJITAKU布団クリーニングサービスが気になる方は下記リンクから公式ページを見て下さい、KAJITAKUには布団クリーニングサービス以外にも普通のクリーニングサービスもありますよ。